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スーパーマーケット 2
野菜とルーをカゴに入れ、肉売り場へと戻った。
さて何カレーにしようか、ここからが悩むところだ。
チキン、ポーク、ビーフ…
本来の好みはシーフードだが、
シーフードは日持ちしないから、
この3つのうちから選ぶ他ない。
そして日持ちを考えれば、
次に除外されるのがチキン。
となればポークかビーフ…。
(いや待てよ、挽肉という手もあるな…)
挽肉のパックを手にしたちょうどその時、
金縛りがきた…。
全身が、皮膚一枚も動かせない。
そして目の前の、商品棚の銀のプレートに
私の顔と、その真横に先程の老女の顔が映っていた。
身動きのできぬまま、自分の腕の辺りを見ると
その老女の手が絡んできていた。
「うわッ!」
俺はやっとの思いで声を振り絞るように出す。
そこで金縛りは解けた。
驚きのあまりパックを手からふり落とし、尚も叫んでしまっていた。
周りに居る主婦たちが、私をアブナイ者として見ている。
だが今はそれどころではない。
全身をもの凄い冷気が襲い、震えが止まらない。
言った所で信じて貰えそうにもない、
誰にも言えないこの恐怖が、俺だけに纏い付いているのだ。
俺はプレートのない菓子売り場の方へと向かった。
ここに長居するのも気が引けたが、
出口に近づくのが何より怖い。
すると程なくして
「どうなさいました?」と警備員に呼び止められた。
(は?)
どうもしないのだが、見れば警備員の後方数㍍先に
先程カートをぶつけそうになった親子が指を指している。
(はあ?)
「いや、どうもしませんよ」
「これ以上騒いだり、他のお客さんのご迷惑になるようでしたら
警察へも通報致しますので」
「いや、私は何もしていません」
一応否定はしたが、これ以上言い合いを続けてしまっては
かえって通報されそうな雲行きだったので、
俺は買い物途中ではあったがレジで精算した。
(何なんだ、あの親子は…)
肉売り場でも見ていたのか?
腹立たしさから、老女のことは忘れてしまっていた。
カートを元の場所へ戻し、
出入り口に差し掛かった所でようやく思い出す。




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スーパーマーケット | 23:22:30 | Trackback(0) | Comments(0)
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