投稿日:2008-03-13 Thu
「おい井本、ここの棚を移動させるの手伝ってくれ」昼休みに技術室へ移動する途中、僕らは学年主任の佐藤教諭に呼び止められた。
井本は運動部で体格もよく、日頃から奉仕作業も快く引き受ける方なので、教師から声を掛けられることが多いのだ。
「……」
だがイタチ本は彼とは別人格。
面倒くさく思ったのか、返事すらしようとしない。
この頃はかなり慣れてきて、井本が自宅で留守番をし、イタチ本は僕と一緒に旨くやっていたのに、いったいどうしたというのだろう。
『ねぇ…』
佐藤先生には聞こえないよう、なるべく小声でイタチ本に注意を促す。
だが苦虫を潰したような表情のまま動こうとしない、イタチ本。
僕は佐藤先生に気づかれないか、心配でならなかった。
『ねぇ、とにかく棚を運ばないと……井本ならさっさとこれ位運んじゃうよ…』
密かに井本と張り合っているイタチ本の心理を逆手に取ってみた。
僕はイタチ本のこともそれなりに認めているけれど、今日はさすがに井本の言うとおり、自分がイタチ使いになったような気がする。
作業途中で予鈴がなり、何とか棚を運び終え僕らは廊下に出た。
「失礼しまーす」
礼をしてからドアを閉めると、途端にイタチ本がため息をつく。
「どうしたの?」
「…アイツなんだよ……」
「え?」
「俺を殺したのは、間違いなくアイツだ」
「佐藤先生が…? ホントに?」
イタチ本は今まで見たこともないような恐ろしい形相をしていた。
井本の家に帰るなり、仕返しをしたいと言い出したイタチ本。
僕と井本は、それを止めるよう必死で説得し続けるも、話は水掛け論になってしまい、いつの間にか空が白んでいた。
「田中、今日俺を学校へ連れていってくれ。そして佐藤から直接話を訊いて真相を確かめよう」
「え…でも……」
「とにかくイタチを捕ったかどうか確かめるのが先決だ。それに覚えているのなら、その時の状況も詳しく訊かないと。
いいなイタチ、もう少し我慢しろ。今はまだ手を出すんじゃないぞ」
イタチ本くんは納得していないようだけど、従わざるを得ないという感じ。
それよりも数週間ぶりでイタチの剥製を学校へ持っていってしまったら、きっと何か言われる。
それに井本も剥製なんだから、どうやって佐藤に会うんだよ。
剥製を抱いたまま佐藤に会いに行くの?
僕そんなの嫌だよ…(ToT)
「…よし、そうと決まれば、お前等は少しでも寝て体を休めろ。
特にイタチ、それは俺の体なんだからもっと丁寧に扱えよ。
明日は必ず昼休みに佐藤の所へ行くんだからな」
(ふて寝してやるっ…(T_T))


(U・x・U)rinhahaさん、いつも応援ありがとうございます。
感謝してもしきれない…何というか本当に心強いです^^
(U・x・U)babuさん、さかのぼりましたかぁ〜♪
途中でゴチャゴチャになりませんでしたか?(*゜^m^゜)
頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
(U・x・U)青い海さん、応援ありがとうございました。
私もそちらに伺わせていただきました。
今後ともよろしくお願いします^^
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2008-03-19 水 04:37:03 |
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shio
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おはようございます♪
応援ぽちっとな
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食い入るように読ませていただきました♪♪
11を読んだら、前が気になって10へ
そしたら、その前も気になって9へそして
8・・・・・・・・・と、どんどんさかのぼって
読んじゃいました☆
12が楽しみです♪♪♪
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コメントありがとう御座います。
また遊びに来てくださいね、全ランキング応援して帰ります^^
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